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2022年03月24日
ホンダがバイネックスのバイオメタノールを活用した燃料を2021年度F1選手権で使用したことを学会発表

株式会社本田技術研究所(以下、本田技術研究所)は、2022年3月23日の日本化学会 第102春季年会において、バイネックス株式会社(以下、バイネックス)が現在量産化を計画しているバイオメタノールを2021年度F1選手権に参戦した本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)がコンストラクターとして参画したレッドブル・ホンダの車両の燃料として活用していたことを発表いたしました。

本田技術研究所の本研究の目的はe-fuelの普及としており、 F1 燃料の主成分の再生可能化を図ったものです。レッドブル・ホンダはこの研究で開発した燃料を、2021年のサウジアラビアGPとアブダビGPで使用しました。特にアブダビGPでは、ホンダのドライバーであるマックス・フェルスタッペン選手が優勝し、併せて2021年度のドライバースチャンピオンに輝きました。

今回ホンダが活用したバイオメタノールは、バイネックスの主要株主の1社であるバイオマスエナジー株式会社がホンダと共同で開発製造したものです。バイネックスは、昨年、バイオマスエナジー株式会社からバイオメタノール製造部門並びに関連技術の独占的通常実施権を供与されており、今後はバイネックスとしてバイオメタノールの生産販売を担うことになります。

バイネックスはバイオメタノールの量産化に向け、 東京大学大学院農学生命科学研究科とガス化システムに最適化したバイオ原料ソルガム品種のゲノム育種の共同開発研究を2021年10月から開始し、ペルーにおいて3ヘクタール規模でソルガムの試験栽培に着手しました。今後、2022年内には同国内で5,000ヘクタールの農地を確保し、本格栽培の開始を計画しています。

さらにバイネックスは事業子会社のシンガポール取引所(SGX)カタリスト市場上場を目指し、同市場上場企業と逆買収を前提とした法的拘束力のある株式譲渡契約を2022年1月31日に締結しています。

バイネックスはこれらの活動を通じて、地球の二酸化炭素削減に真に取り組んでいきます。

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