News / ニュース

2023年09月21日
noco-noco と OGO Energy、インドにおける持続可能な電動化を目的とした協業を発表

シンガポール/インド、2023年9月21日 – シンガポール有数の脱炭素ソリューション・プロバイダーかつバッテリ技術の革新者であるnoco-nocoと、バッテリ・マネージメント・システム(BMS)とエネルギー貯蔵システム(ESS)の統合とソリューションに特化した技術主導型のインドのスタートアップ企業であるOGO Energyは、インドにおける持続可能な電動化を加速するため、2023年8月25日に長期的な覚書(MOU)を締結しました。

この提携は、noco-nocoの長寿命で高性能なバッテリ技術とOGO EnergyのBMS製造に関する専門知識を組み合わせたもので、海運、データセンター、通信、モビリティなど、脱炭素化の必要性が高まる中でのエネルギーソリューションに革命を起こすことを目的としています。

OGO Energyは、noco-nocoのセパレータ技術「X-SEPA™」によって長寿命と耐熱性を向上させた電池セルと独自のBMSを組み込んだバッテリパックを、OGO Energyがインドで持つ100MWh規模の組立工場で製造します。OGO Energyの持つセル製造企業との世界的なネットワークを基盤に、パックは高いカスタマイズ性を提供するよう設計され、特定の市場の需要に対応し、従来の標準化されたパックと比較して柔軟性が向上します。OGO Energyとnoco-nocoは共同で、定置型エネルギー貯蔵や相手先ブランド製造業者(OEM)を含む顧客にバッテリパックを販売します。noco-nocoはまた、OGO Energyが設置したバッテリパックをリースサービスで提供し、持続可能なエネルギーソリューションの普及と利便性をさらに促進します。その結果生みだされるソリューションは、市場と環境に優しい循環型経済の推進に貢献し、noco-nocoが創出するカーボンクレジット、IoT、スマートエネルギーの最適化など将来的に統合できる可能性も視野に入れています。

インドが脱炭素化と電動化への国家的コミットメントを加速させる中、高温条件下でも長持ちするバッテリの必要性がこれまで以上に高まっています。noco-nocoの技術はこの重要な課題に対応し、インド市場に持続可能なソリューションを提供します。60℃での充放電サイクル寿命試験の最近の中間結果では、X-SEPA™と耐高温電解液を使用した電池は、2,000サイクル後に汎用の部材を使用した電池と比較して大幅に高い容量保持率を示しています。容量保持率80%のエンド・オブ・ライフを設定した場合、電池寿命が約5倍に伸びます。一般的な電気自動車(EV)用途のニーズを満たし、セカンドライフの可能性を大きく広げるものです。

noco-nocoのCEOである松村正大は、「ESSとe-モビリティを横断する協業から生まれるイノベーションは、インド特有のニーズに対応し、二酸化炭素排出量を削減する上で極めて重要な役割を果たすでしょう。私たちは、バッテリの寿命と性能を大幅に向上させるという画期的な進歩を遂げ、特に世界の暑い地域における電化普及のボトルネックに対処してきました。このMOUにより、当社はインドのような刺激的な市場で成長し、OGO Energyの東南アジア、南アジア、中東にわたる広範なエネルギーセクターのネットワークを活用することができます。」 とコメントしています。

また、OGO EnergyのCEO兼共同設立者であるアビシェック・シンは次のように述べています。

「ESSは、すべての人に手頃な価格で信頼できる持続可能な近代的エネルギーを提供するための基本要件です。さらに、エネルギー貯蔵は、再生可能エネルギー発電容量を増加させ、100%再生可能エネルギー発電に移行するための鍵となります。今回のパートナーシップは、OGO Energyの中核技術と、複数のアプリケーションにまたがるバッテリ・マネージメント・システムを備えたバッテリシステムを独自に設計・構築する能力を補完するものです。OGO Energyとnoco-nocoの長期的MOUは、世界を脱炭素化し、より健全な地球を構築することを目指す新時代の技術主導型企業2社間の理解の証であり、両組織にとってwin-winの関係です。」

 

noco-nocoについて

noco-nocoは、カーボンニュートラル経済への世界的な転換を加速する脱炭素ソリューション・プロバイダーです。長寿命で耐熱性の高い電池のセパレータ技術「X-SEPA™」やカーボンニュートラルなリースプラットフォームにより、クリーンで導入への負担が少ない持続可能なエネルギーソリューションのニーズへ対応することを目指します。EVバッテリにIoTデバイスを搭載し、データの軽量化、エネルギーの最適化を実現する未来に向けて取り組んでいます。

 

OGO Energyについて

OGO Energyは、独自開発のBMSを搭載したバッテリーエネルギー貯蔵システムを中心に、エンドツーエンドのエネルギー貯蔵ソリューションを提供する特別なプロバイダーであり、現地に設立されたバッテリ製造ユニットで国内外市場に対応することで、重要なプレーヤーになることを目指しています。同社の統合プラットフォームは、設計、技術、製品、サービスを網羅し、エネルギー貯蔵システムソリューションのバリューチェーンの大部分に対応しています。OGO Energyの製品領域は、グリッドストレージ、UPS/データセンター、通信、海洋、電動モビリティなど、定置型と移動型の両方のアプリケーションをカバーしています。

 

【本件に関するお問い合わせ】
株式会社スリーダムアライアンス
グローバル広報
電話:03-5544-8275(代)
E-mail:pr@3dom.co.jp

 

OGO Energy
Abhishek Singh / Ramesh Gupta
E-mail : abhishek@ogoenergy.com / ramesh@ogoenergy.com

 

セーフハーバー声明 

本プレスリリースには、1995年米国私的証券訴訟改革法で定義された「将来の見通しに関する記述」が含まれています。将来の見通しに関する記述には、計画、目的、目標、戦略、将来の出来事または業績、および基礎にある仮定に関する記述、および過去の事実に関する記述以外のその他の記述が含まれます。noco-noco Inc.(以下「当社」)が、「できる(may)」、「する(will)」、「意向である(intend)」、「ものとする(should)」、「信じる(believe)」、「期待する(expect)」、「予想する(anticipate)」、「推定する(project)」、「見積もる(estimate)」、または過去の事項のみに関連しない同様の表現を使用する場合、それは将来の見通しに関する記述をしています。将来の見通しに関する記述は、将来の業績を保証するものではなく、リスクや不確実性を内包するものであり、実際の業績は、将来の見通しに関する記述に記載された当社の予想とは大きく異なる可能性があります。これらの記述は、当社の目標および戦略、当社の将来の事業展開、製品およびサービスの需要および受け入れ、技術の変化、経済状況、中国における第三者資産管理業界の成長、評判およびブランド、競争および価格設定の影響、政府の規制、中国および当社がサービスを提供する国際市場における一般的な経済およびビジネス状況の変動、前述のいずれかの基礎となる仮定または関連する仮定、および当社が証券取引委員会に提出した報告書に記載されているその他のリスクを含む(ただし、これらに限定されない)不確実性およびリスクの影響を受けます。とりわけこれらの理由により、投資家は本プレスリリースの将来の見通しに関する記述を過度に信頼しないようご注意ください。その他の要因については、当社が米国証券取引委員会に提出した書類に記載されており、www.sec.gov上でご覧いただけます。当社は、本プレスリリースの発表日以降に発生する事象や状況を反映するために、これらの将来の見通しに関する記述を公に修正する義務を負いません。

 

一覧に戻る